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「教室を持たない旅する学校 in ヨロン島」コーディネート 2025/04/01-04

この時期にシリーズ化している株式会社グランディールさまの「Future Me,Future Us」の「教室を持たない旅する学校」のツアーコーディネートを行いました。

今回はヨロンの持続可能な島つくりの「キーマン」を池田龍介(いけだ・りょうすけ)さんを中心にヨロンの皆さまにお声がけいただき、素敵な内容となりました。一昨年の沖永良部編から参加いただいているご家族もいらっしゃってとてもありがたいです。昨年の甑島からのリピーター家族も多数!今回も期待が高まります。4月に入りまさかの日本全国、大寒波の襲来と低気圧で初日はまさかの大雨したが、スケジュールの入れ替えを行いプラスチックのアップサイクル体験からツアーの幕が上がりました。廃棄する大量のペットボトルの蓋を粉砕して、熱で溶かして金型に流し込みキーホルダーに早変わり。新しい価値を携えて素敵なお土産品に形を変えました。リユースやリサイクルとの違いもしっかりと学びました。

2日目も生憎の雨模様でしたが、開始時間を調整してなんと「夢のツリーハウス」で大きなガジュマルと戯れます。人生で一度はこんな体験「子どもの頃にしてみたかった」と思うツリーハウスが目の前に。そこから見える景色は一生の思い出になる景色になったことでしょう。また、こどもの頃から木登り体験することで、手足の指の掴む感覚をしっかりと覚えることはこの先の体の動かし方を知る上でとても大事なことです。リアルな自然の中に入って遊ぶ体験ができたことはとても良い経験になったと思います。振り返りでもこのツリーハウス体験がとても印象深かったとコメントが多かったですね。

翌日は、ヨロンの海謝美(うんじゃみ)の皆さまにビーチを案内していただきながらビーチクリーンやたくさんの島のことを聞きました。ヨーロッパから生きているご家族ともお話ししながら活動することだできました。海洋プラスチックの問題は世界共通の問題であると同時に問題に取り組む強固なコミュニティが存在することも、人口減少や自然災害に地方が直面した時に一番の強みになることでしょう。また、皆田(みなた)海岸ではヨロンブルーの海を体験していただきました。この頃になると太陽も顔を見せ始め始めて見るブルーが目の前に広がり国内にいることを忘れてしまう瞬間を目の当たりにできました。(にしても風が強かったw)

また、陸上でも農作物(サトウキビ)の収穫量をより増やすための事業により木々が伐採されて圃場を四角く整備している現場にも赴き、赤土流失を防ぐための島の人が有志で行っているグリーンベルト(緑の植栽)作りのお手伝いも行いました。畑の法面(のりめん)に違う種類の植物を三層に重ねて植えてそこから流れ出る土を防止するものです。こういった地道な取り組みがヨロンの海を守り、綺麗なヨロンブルーを後世に残すことに小さくですが繋がっていくというお話をお聞きすることができました。最後の振り返りでは、「ヨロンの人たちはSDGsを唱えるだけでなく小さなことから実践している。東京に帰ってからも私たちもできることから実践したい」とう感想も出ていました。また、「田舎が良くて東京が悪いわけではない。東京に帰ったらそれぞれの暮らす地域の良さを再認識した上でまた帰ってきたい。その日のうちに行き来できるのでもっと密に地域と関わりたいと感じた」など素敵な感想が出ていました。親子でこのような体験を共有できることはとても素敵なことであり「教室を持たない、旅する学校」の真髄であると感じました。いつもお声がけいただきます、「株式会社グランディール」さま本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


さて、来年はどこの島に行こうかな?


また、グランディールさんと作戦会議をはじましょうかね?w

来年またこの時期に報告できるのを楽しみにしています。


#株式会社 oldie-village

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