4月25日に中国のロケットのフェアリングを拾ってからw、思いがけない講演依頼をいただきました。主催は小笠原海洋センターを管理している「認定NPO法人・エバーラスティング・ネイチャー」の坂本さんから是非とのことでお話をいただきました。主に小笠原の父島(ちちじま)で海亀の研究を行っている認定NPOです。御蔵島の小木(こぎ)さんからのご紹介だと教えていただきました。ありがとうございます。とはいえ、私は専門家でも研究者でもないのでかなり緊張はしました(笑)。場所は東京新宿の貸し会議室、参加者は15名です。学生さんから経営者の方まで参加者のバリエーションは様々楽しく日々のビーチクリーン活動やアップサイクルのお話をすることができました。2部構成になっていて後半は「ウミガメが誤食した胃の中のゴミを見てみよう!」でした。これは私も興味津々!
まずは、こんなにもたくさんのプラスチックがウミガメの胃の中に入っていたのかという事実に驚愕・・・。そして死んでいってしまったかと思うと胸が痛みます。そして素材や色ごとに分別していくとさらに発見がありました。透明なビニースのキレなしやロープなどが非常に多かったです。スタッフの方曰くクラゲと間違って誤食しているものが多いのではないか?との仮説が立っているようです。他にもどうやって飲み込んだんだろう?というような大きなプラスチックのホースのようなものもありました。
右下端が透明や白のプラスチックの端切れです。この後参加者でグループディスカッションが行われて、講演やワークショップを通して感じたことや明日から行動に移せることなどの発表が行われました。皆様小さな事から、身の回りから実践されていきたいという感想が多かったように感じました。また、地球環境問題はバックキャスティング(制約を受け入れていかに心豊かに暮らしていけるか?)思考でポジティブに進めていくことが必要であることも少しでもご理解いただけたのでは?と感じています。離島地域だからできること。都市部だからこそできることみんなで知恵を出し合って心豊かに次世代へのバトンを繋いでいきたいですね。
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