
6月9日に近くの中学校の講演会にゲストスピーカーで呼んでいただきお話をさせていただきました。私の生い立ちや島を出てからのストーリーや島に帰って来てから16年の話、現在の話など今の島の中学生に是非伝えておきたいことを熱を入れて話して来ました。思い起こせば沖永良部高校を皮切りに今までにも小、中学校や地域の婦人会の総会や長寿会などいろいろなところで有難いことにお話しさせていただいています。まさにこう言った体験・経験が今の私を形成していることを痛感します。oldie-consultingの始まりはやはり沖永良部島の方々に育んでいただいたのだなぁ。と感慨深いです。サイトのABOUTにもあるように私は様々な経験を今まで沢山の人々の支えでさせていただいてきました。大学の教育実習で違和感を感じ志を変えたあの時を鮮明に覚えていますし、教壇に立った時の怖さは今でも忘れません。しかし、あれから20年の時を経て迷いなく熱を込めて教壇に立ち、自分の経験をもとにした話を聞いているこれから先様々なフィールドで活躍していく中学生の皆さんの表情、質問をしてくる姿勢、少しはにかんで照れ笑いしている姿など頼もしさや将来への希望、そして少しの不安が伺える素敵な1時間になった気がします。ひとりひとりからお礼のお手紙をもらい、全てに目を通してみると自分がこの歳だった時の気持ちやどんな事を考えていたか?その時は両親がいくつでどんな環境で私を育てていてくれたのか?など様々な視点で思いが巡りました。そんな中話を聞いた感想で「何かアクションを起こしたい!」「そうなりたい!」など1時間の間に変化が生まれたことは嬉しいことですし、感想にもありましたがおじいやおばあ、両親に話してみたいなど一度自分に入った情報(インプット)を話たり・書いたり(アウトプット)することで繰り返し自分のかなに入ります。そして「共感」したことを、まずはやってみることで「実感」に変え「自信」を育んで少しずつ心も体も成長していってほしいと願っています。

18歳で島を離れ30歳で島に戻り沖永良部島にいながら沢山の出会いを経験しそれを未来ある次世代へバトンをつなげる環境に感謝しつつさらにその先を育んでいけるようにより一層努力を重ねて進化して「懐かしき過去の中にある確かな未来」へ進んでいきたいと思います。素敵な機会と素敵な感想を与えてくれた知名中学校の皆さまへ心から感謝いたします。
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