昨年の6月1日に独立起業に至り１年と少しが経ちました。たくさんの出会いとご支援ご協力を頂きまして２年目のに入りました。本当にありがとうございます。さて、oldie-villageは7月の1日に法人登記を完了しました。これまで以上に観光まちづくりを軸にさまざまな角度から沖永良部島引いては島嶼地区の持続可能なモデルになれるようにこれまでの知見・経験を活かした事業を進めて行きたいと思います。改めまして「株式会社 oldie-village」をよろしくお願いいたします。
7月に入りすっかり梅雨も明け準備段階のoldie-farmsにも着手し始めました。農業は私の家の家業であり父が昭和50年に沖永良部島へUターンし実質ゼロから始めた沖永良部島での古村家の生業（なりわい）です。父は数百万で牛舎も建設して昼は農機具の整備工場で勤め朝・夕は牛の世話をする島の暮らしを実践してきました。多くを語らず実直で営業や修理など島の農家さんから多くの信頼を持って働いてきた人です。そのお陰で兄と私は大学にも進学させてもらい、20代海外での経験も故郷を振り返ることなくできてきたのだと思います。一方で堅実な人なので私の観光での生業に関しては心配ばかりかけています。観光協会事務局長への転職を迷っているときに新聞の折り込み広告を何も言わず手渡してくれたのも父でした。いつも多くを語らずたくさんの背中を押してくれています。もっとも尊敬する人のひとりです。oldie-village （古村）の社名も堂々とこの名で生きて行きたいと決めました。父の働き方をずっと見てきた私が形を変えて受け継いで行くつもりです。これからの「株式会社oldie-village」の展開にぜひご注目ください（笑）